K「ふぅ……」
ヨミ「どうしたんですか? ため息なんかついて」
K「いや、気にしないでくれ。紹介を続けよう」
ヨミ「はい。次は……美春さん、ですね。この方の情報は出ているようであまり出ていませんが」
K「主人公も今はもうあまり思い出すこともなくなってきたようだ」
ヨミ「それはそれで悲しい気がしますね」
K「それは新しい人生を歩み始めてるとも言う」
ヨミ「はい」
K「思い出すにしても、引き摺られるようにして思い出すのはよくないからな。それに、今の拓斗はむしろミツルのことを心配しているようだ」
ヨミ「再婚……ですね?」
K「今後話に絡んでくるとしたらその辺で、拓斗が引き摺られるようにして彼女のことを思い出す、ということはなくなっていくと思う。今後は特に」
ヨミ「それはどうしてなんでしょう?」
K「どうしてなんだろうな……人は未来に進んでいく。そしてその先に待つものは、死だ」
ヨミ「過去はどうなるんでしょう?」
K「過去は忘れられていく。そしてそれは永遠に繰り返される。そういうものだからだ」
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・天然なところがある
・拓斗が好き
・ミツルと結婚し、ハルを産む
・何らかの原因で死亡
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