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ヨミ「えーとこの方は……」
Ｋ「この人（？）については私から説明しよう。まあ簡単に言うと巨大宇宙船の人型インターフェイスみたいなもんだな。ただ、人型として固定されているわけではなく、自由に形をとれる。そういうわけで、最初の遭遇時には、彼女は優衣子の姿をとっていたわけだ。インターフェイスといっても、ただの入力装置というわけではなく、思考し、決断を下す中枢回路としての役目も担っている。というかそっちが本来の彼女の用途だが。つまり彼女は巨大宇宙船の中枢回路であり、それが人型インターフェイスの形をとって拓斗にコンタクトしてきた。まあそれで『やる』わけだけど……彼女は拓斗のことを気に入ったみたいだね。それで巨人（人型ロボット）を百体プレゼントしてくれたわけだ。結局彼女が現れた理由は誰からも訊き出せなかったが、その思い出だけはそこに残った。少しの寂しさとともに。だからまた宇宙のどこかで『彼女』とは再会するだろうと思う。その思い出を胸にね」
ヨミ「なるほど。今回は一気に説明という流れになってしまいましたが皆さん大丈夫でしたでしょうか。それではこの辺で失礼させてもらいます。ご視聴ありがとうございました」
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・巨大宇宙船の中枢回路で、なおかつ、人型インターフェイスの姿をとっている
・なぜ拓斗に接触してきたのか？ そこが今後彼女を論じる上での争点になってくるだろう
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