ヨミ「また大きい人がきましたねぇ」
K「人間じゃねぇ。こいつぁ機械人形さ」
ヨミ「機械人形?」
K「そうさ」
ヨミ「アンドロイドのようなものですね? わかりました」
K「ターミネーターとかね」
ヨミ「人造人間」
K「まあその辺だ。こいつは拓斗にあっさりやられてしまう。結構エグい感じにね」
ヨミ「そうなんですか」
K「この時点で拓斗の力は相当上昇しているからね。無双が続きます」
ヨミ「向かうところ敵なしという感じですね」
K「まあね。でもそれでいいと思っている。いっつもこっつも『いい戦い』になるのって、なんかおかしいしね」
ヨミ「ギリギリの戦い、ってやつですね。わかります」
K「プロレスじゃねぇんだから」
ヨミ「お互いに技を魅せあって〜という感じですか?」
K「まあプロレスも短い試合あるけどね。開始いきなり腕十字で終わるとか、あるいは急な丸め込みでカウント3つとられちゃったりとか。まあ、トリッキーな人に限るんだけどその場合も」
ヨミ「わかります」
K「あれ? わかっちゃうの?」
ヨミ「格闘技はかじってますので……」
K「あ、そうか。そうだったな。すっかり忘れていた」
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・機械人形
・動きにどこかぎこちなさがある
・拓斗に剣で正面からザックリいかれ、脳天から股下までパックリ割れた状態になってもまだ動いていた
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