ヨミ「これは……?」
K「拓斗が例の通信機で宇宙からの救難メッセージを受信したのは知っているか?」
ヨミ「いえ」
K「とにかくそういうことがあったんだ。それで、拓斗はこれから自分の宇宙船でそのポイントへ向かおうとしている。まあ、つまり次の展開の目的地だな」
ヨミ「なるほど。でも、それを受信したのはいつごろの話なんですか?」
K「結構前になるな」
ヨミ「まだ生きてるんでしょうか……」
K「わからない。とにかく実際に行ってみないことにはな。まあ、そういうわけで次はその漂流者を探しに行くことになるだろう。もちろん、ヨミも一緒に行くことになるはずだ」
ヨミ「次はいよいよ宇宙ですね」
K「ああ。まあでも、どうしていいかわかんないけどな」
ヨミ「大丈夫なんですか?」
K「まあ何とかなるだろう。うん。何とかなる」
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