K「拓斗の前にいきなり現れた謎の少女だな」
ヨミ「この子も名前が明らかにならないまま進んじゃってますけど……」
K「まあ、『少女』って響きがいいからね。むしろそれはわざとになりつつある、というか、なっている」
ヨミ「そうなんですか?……この子は一応仲間ということになるんでしょうか」
K「微妙なところだな。一時的なものである可能性は高いし、元々そういう約束だ。拓斗が折れない限りは」
ヨミ「敵、というわけではなさそうですけど……」
K「でも、味方というわけでもない。拓斗は警戒している。ただ、この少女はまだ幼い。何かしらの力を秘めているにしてもね。つまり、この少女自体はどっちへ転ぶかわからない可能性はある」
ヨミ「つまり、拓斗さんのところにそのまま転がり込んでくる可能性はあると?」
K「否定はできないな」
ヨミ「わかりました。さて、第一回のこの図鑑のコーナーも残り少なくなってまいりました。お別れの時間が迫ってきています」
K「ああ、次で最後だな。びしっと決めるぞ」
ヨミ「はい。気を引き締めていきましょう」
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・選ばれし者
・期間限定で拓斗に貸し出される
・詳しいことはまだわかっていない
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